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ツイッター開始

# by nichinichiso | 2019-06-12 16:28
file715【お知らせ】新しく、続きのブログを始めました。(2017.8~)
当ブログ「うつ病の振り返り」の続きを書きアメブロで書いています。
下記アドレスになりますので、ご確認、ブックマークいただけると幸いです。


Twitterも始めました!フォローよろしくお願いします!(2019.6~)
# by nichinichiso | 2017-07-31 08:51 | 皆さんへのお知らせ
file714 ブログを別にやってます。
file714 ブログを別にやってます。
認知療法・認知行動療法・低血糖症について
私見・考察を中心に別のブログをやっています。

基本は、認知行動療法についての体験を中心にしています。

ご連絡までに。


http://ameblo.jp/feeling-goodmood/




〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法

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# by nichinichiso | 2016-01-30 11:19 | 皆さんへのお知らせ
file720 平等さという感覚を壊す
file720 平等さという感覚を壊す
 野村先生の本の中で、うつ病の病因論の仮説があります。『うつ病を治す』講談社現代新書P195
 うつ病になる人は、遺伝的に、「こだわり遺伝子」を持つ。→「徹底的にもれなくやろうとする」=「すべてを徹底的にやって初めて初めて成功する」という、「受け止め方」をもつ。
  この仮説を知ってふと、思うことは、自分の精神活動が、あまりにも環境に対して、「平等に扱おうとしすぎている」のではないかという傾向です。
 平等さというのは、非常によいように見えますが、達成するとなると非常に労力のいる難しいことでもあると感じます。
 対人的にも、自分と他人との扱い方についても、自分を優先するのか、他人を優先するのか、平等にするのかということを考えたときに『平等に扱う』と言うことが、実は幻想であるように思えます。
 しかし、平等に扱うべきだという考え方は、非常に道徳的であり、一見強さのようにも見えますが、自分のエネルギーの限度を無視した、また、自分の性格傾向を無視した発想だと思いました。


 不平等にものを扱っていくというのは、優先度をつける、重みづけをつけることです。

 その発想のために、簡単なイメージ化をしてみるといいと思いました。(重みづけのイメージ化)

 <3つの皿>
 1 イメージのお皿が三枚あります(ABC)。そのABCに、1つずつ、リンゴがのっているイメージ(計三個)です。これが「平等な感覚」です。
 2 現実には、それを常に変えていかねば行けません。
 3 ですので、イメージを操作して 各皿に不平等になるようにリンゴを移し替えるのです。それが、「不平等の感覚」です。
 4 具体的には、A:1 B:1 C:1→ A:2個 B:1個 C:0個 さらに、 A:0 B:2 C:1個とすることもできます。

 とにかく、非常にシンプルで簡単ななイメージで、重みづけを変えてみるこで、不平等の感覚を疑似体験できます。
 そして、それが現実の生活での、自分の精神活動と、行動を変えてくれるように思えます。(私見)

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# by nichinichiso | 2015-10-23 20:19 | プチイメージ
file 719 『うつ病を治す』 野村総一郎著 講談社
file 719 『うつ病を治す』 野村総一郎著 講談社


うつ病をなおす (講談社現代新書) 新書 – 2004/11/19  野村 総一郎 (著) 講談社

を読みました。

うつ病について、同先生の本は訳本は読んでいましたが、この本は初めて読みました。
罹患されたすぐの方も、周りの方も、長く続いている方も、もう一度基本書として読んでみるといいと思いました。
うつ病について、(=感情障害全般の話ですが)の病因論の野村先生による仮説は、圧巻で説得的です。プロローグと、7章に出てきます。

1 遺伝子上の特質がある〈重みづけ機能不全)
2 学習獲得性特徴の影響がある (こだわり性〉)
3 性格特徴の影響がある(メランコリー親和性と循環器質〈この両者の共通点も、実はあると著者は言います。〉)
4 臨床的問題がある。 (病気としてのうつ病)

1は、生物学的な要因 2.3は、社会/心理学的要因 4生物学的要因〈ストレス反応〉とならんでいます。

薬は必須のアイテムであり、4の部分に影響を与えると考えられると言っています。
そして、精神療法は、3の部分に直接影響を与えうるとしています。そして、精神療法は、いくつも種類があり、その人にしっくり来るものは、人によって異なるから、大きな本屋さんで、啓蒙書をいくつも読んでみて、おもしろそうなものに取りかかるのがいいと書いてありました。ちなみに、野村先生は、認知療法の立場だと言うことです。



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# by nichinichiso | 2015-10-23 17:12 | 参考図書