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file580 自己治癒力を高める―人体の驚くべき潜在能力 (ブルーバックス) を読んで
file580 自己治癒力を高める―人体の驚くべき潜在能力 (ブルーバックス) を読んで 

自己治癒力を高める―人体の驚くべき潜在能力 (ブルーバックス)(アマゾン内)
という本があります


癌の症例がメインで多いですが、奇跡的治癒例と、治癒しやすいパターンを4つのグループに分けて書いてあるページがあり、なるほどと思いました。
一言で言うと、「病気(癌)は優等生的患者では治りにくい場合がある」とのことでした。
P36 癌と宣告された人を4グループに分け、生存率を比較したとあります。

生き残った順から1-4とします。

1 癌と分かっても、前向きな気持ちを忘れず、積極的に癌と闘った人のグループ
2 癌を否認して、逃避した人のグループ
3 癌を冷静に受け止め、先生に治療はお任せ優等生グループ
4 癌といわれた途端に、恐怖心にさいなまれるにいたった人のグループ

1と3の分かれ目が面白く、優等生的に振舞うのと、それを超えて、自分なりに癌と戦う態度(民間療法なども入るのでしょう)では、差が生じるということです。

うつ病なり、低血糖症なりが、これとどれだけ類似するか分かりませんが、少なくとも、「お任せ」では治らない、「優等生患者」では治らないような気がしました。

そして、優等生患者というのは、その人の生きてきた人生を振り返ってみると比較的「優等生的人生」だったりするのではないかなあと、自分の体験的には思いました。

このやろう、何が何でも、俺だけは生き抜いてやる、見たいな気迫がある人は、医師の言うことも半分ぐらいしか聞かないのかもしれません。それで命を落とすこともあるでしょうが、生き残る場合も多いのかもしれません。
by nichinichiso | 2009-12-09 18:13 | 参考図書
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