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1動作法の趣旨と2重ねあわせの技術 1 動作法については,カテゴリ参考図書をご覧下さい。 私が,この本を読み,実際に指導を15分ほど受けたことから,その趣旨を自分なりに理解して利用しています。それを,「動作法の趣旨」とよんでいます。 それは、特定の部分の緊張状態を意識的に解除するために,体全体を使うということです。そして,緊張状態を弛緩状態に移行させるということは,自律神経をリラックス方向にコントロールする可能性を持っていると思います。 これについては,言葉より,図を利用したほうがいいと思うので,後ほど,図も掲載したいと思います。 1 緊張を解除する部位をご自身で決める(目的の部位)。 2 そこから、最も遠い場所から、脱力していく。 3 最後に、目的の場所をリラックスさせる(そのとき、2の脱力状態をなるべく維持する) 4 緊張解除に伴う、心身の変化があるかを確認する(例:内臓が温かくなる、おならが出る、頭がぽかぽかする、気持ちいいなどなど・・) 5 さまざまな筋肉で試す。その効果をそれぞれ確認する。 クリックすると拡大されます。 動作法は,心理問題も扱う点で,こころのトラブルを抱えている場合に役立つ可能性があります。 2 重ねあわせの技術 私が提案している「動作法+ストレッチ」は,だるい場合に,最小の努力で,緊張を少しでも解除しようという目的で作られています。 ですので,うまくできれば,それだけでもある程度の効果があると,私は体験しています。 さらに,それを高める工夫をして見ました。 それは,特定の部位のリラックス状態を維持したまま,次の部位のリラックス状態を作り出して,緊張解除の部位を広げるということです。 これも,図を書きたいと思います。 簡単に足し算しますと 「動作法(もしくは動作法+ストレッチ)」で特定の部位の緊張を解除した時の体のリラックス感(リラックッス状態1)+そことは異なる部位の緊張を解除した時の体のリラックス感(リラックス状態2)=より深く広いリラックス感・状態の生成 --------------------------------------------------------------------- 参考: これを別の角度から説明します。 1特定の筋肉の緊張を解除することは,「点」における解除と考えます。 2ストレッチ利用は「線」での解除です。 3そのために,体全体を使うのを「面」での緊張解除と考えます。 3で生成した,面での緊張解除状態維持(面での解除1)したまま,次の面での解除状態へのプロセス(1→2→3)をたどります(面での解除2)。 そのような作業を,「面を重ね合わせる」と名付けました。 私の主観としては,「しっかりできれば,面を重ね合わせたほうが効果は強い」ということになります。 技術的に難しいのは,1→2→3→「面の重ね合わせ」の順序のように思います。 参考記事: 自覚できない体の緊張 http://nichinici.exblog.jp/1837187/ 参考にしている図書 http://nichinici.exblog.jp/1820296/ ----------- もし上記記事が、何かのお役に立てた(たちそう・立つかもしれない)、または、心の問題で苦しんでいる他の人お役に立ちそう、知見があった、などのご感想をもたれた場合、下記のアイコンをクリックしてください。ブログ村というランキングの投票になっています。 お願いいたします。<(_ _)> BY nichinichiso なお、一日に2回以上クリックしていただいても、1クリック扱いとなるようです。
by nichinichiso
| 2005-12-08 08:02
| プチ動作法
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