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file326 うつ病の本体、精神疲労の自覚
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うつ病の本体、精神疲労の自覚のものさし

私は、うつ病(状態)の本体を、精神疲労と主張する、下園氏の主張を取り入れています。

精神疲労の背後にある原因・遠因は心理的背景と名づけています。

どちらの問題を現在クローズアップするかは、重要な問題意識だと思います。

というのは、精神疲労がたまっているにもかかわらず、心理的背景は改善することは、難しいと感じるからです。感情のプログラムが一斉発動している状態では、心理的背景にアクセスする余地が狭まったり、無謀な解釈をもたらすような気がするからです。

精神疲労という状態があるとして、それを自覚するものさしを持っていることは、必須だと思います。
簡単に言えば、「自分がどういう振る舞いをしたら、精神疲労が蓄積しているかを知ること」です。

あくまでも私の場合なのですが、紹介します。

1 義務感が強く、気持ちよくものごとが実行できない(例:掃除が気持ちよくできていたのに、やらなくてはならないと思うようになる)。
2 夜の中途覚醒が増えた。
3 中途覚醒時の、そわそわ感、焦燥感が強まった。
4 安定しているときより、目が早く覚める。
5 薬が悪い方向に効いているいるのではないかと疑う(抗うつ剤をやめれば、この不快感は治るはずだ)。
6 日々の記録をつけることが、億劫になり、まったくつけていない日が、1週間以上続いた。
7 睡眠時間が、短い。
8 食事がおいしいと思えない。
9 一時は、効果があった、動作法+ストレッチの効果が思わしくない。やるのが面倒。(解除できない緊張)
10 身体上の特定の部位の痛みが生じたとき。
11 便通が良くない
12 事故・事件の自覚


などの状況が一部、または、複数でてくると、私の場合精神疲労が強くなっていると理解するようになりました。
複数出てくると、重症です。
そのような場合は、とにかく寝るようにします。
それが、数日なのか、数週間なのか、数ヶ月はわからないのですが、意欲が戻るまで「腹を満たして、寝る」ことが多いです。
もちろん、補助的なものは、睡眠に役立つもの以外、可能な限りストップします(作業療法など)。

関連記事:
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by nichinichiso | 2005-12-21 16:11 | 問題解決のヒント
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