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file716 回避行為の最大のデメリットとは?
file716 回避行為の最大のデメリットとは?

 強迫性障害では、強迫観念と回避行動がセットになっていることが多いようです。私自身、「後悔」という思考が、回避行動になっている気がします。(後悔したたって仕方が無いのに、あれこれ後悔する/自分が買った物について、否定的な意見の有無、買ってよかったのだという証拠を探したりする行為も含まれます(確認行為))


認知行動療法を学ぶ 単行本 – 2011/3  下山 晴彦 (編集) 金剛出版

を読んで書いてありました。
p130辺り


1<強迫観念>

意味が無いとわかっているのに、本人が放置しておけない、不快な考えやイメージ

2<脅迫行為>
強迫観念を一時的に抑制する効果があるために習慣的に繰り返される儀式的行為や、思考活動

と説明されていました。

なるほどと思いました。

 脅迫行為を維持する上で、最大の代償(デメリット・欠点・短所)はなんでしょうか?

 →私は、習慣的、継続的に無駄に労力を使うことで、現状の問題に正面から取りかかれないこと、だと思いました。

 しかし、本には、もっと本質的なことが書いてありました。

 回避行動は、不安の自然な減弱(慣れ)を妨げてしまう点に問題がある
とありました・

 これは、なるほど、と思います。

そして、強迫障害と曝露反応妨害法の組み合わせは「ピカイチ」とありました。

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 「後悔」というのは、私の、脅迫的な回避行動(思考面での)だと何となく気づきつつありましたが、その最大の不利益は、「不安の自然な減弱を妨げていることである」ということは、気づきませんでした。

 例えば、服や、道具、パソコン、何でもいいのですがAという商品を10000円で買いました。

 それを、買った後に、ネットで見たら、5000円でA商品は、ネットのサイトで、2時間前に、売っていたことが判明しました。

 これはショックなことです。
 それを防ごうと思ったら、かなりほしいA商品に対して、自分がほしいものに対して、できる限りの情報収集をする必要があります。
 もしかしたら、10000円の商品は、1月後には2000円になっているかも知れませんから、一月後まで待つ必要がある可能性もあります、さらに、今買わないと、在庫がなくなってしまうかも知れません。
 別の店頭では、5000円で売っているかも知れませんし、隣駅ではセールで5200円売ってるかも知れません。

 そういうことは、インターネットでいくらでも時間と労力があればできることですが、あくまでも、時間と労力があればの話なのです。
 そして、それだけの時間と労力は、通常無いのです。

 しかし、自分の買った商品Aは、現実には、どこかで5000円で売っているかも知れないし、今後、また過去に売っていたかも知れないと言うことが、わかるかも知れません。

 そういうことは、一昔前では「現実にはあっても、知りようの無かったこと」であることに注意しなくてはいけません。
 そして、現代は、「知りうる時代」であることも知る必要があります。

私が言いたいのは、そういう情報化時代(古い言葉ですが)の、情報の流れになれる(不安の自然な減弱)必要があると言うことです。

 自分が現場で、ほしいと思って買った物には、それなりの自分の判断があります。(ネット購入だろうが、セールだろうが、値引き前だろうが…)それが、他人が、どういう形態で、いつ頃、いくらで、どのような形で購入したかと言うこととは、無関係であると言うことを知る必要があると思うのです。

 Aを半額で買った方は、私より、「安価に入手できた」のは、事実です。しかし、「自分がそれで損をしている」と考えるのは、いろんな認知の歪みがあります。(マイナス化・全か無…)

 どんな人でも、横の人が、半額で同じものを同じ場所、同じ売り主から買ったら、売り主に、どうなってるのだ!といってもいいかもしれませんが、一見、ネット上では、あたかも、簡単に安く物を買った、お得にできると感じさせるものが多いです。
 インターネットは、時間や場所、その背後にあるものを見えにくくします。

 その見えにくい情報の中では、ショックを受けるようなことが起きやすいですl。

 しかし、そういうものだのだ、と知り、なれていくことは、このネットでは大切な能力だと感じることが多いです。

 誰だって、自分が買った物が、半額で、売ってたら、それはいい気持ちはしませんが、それを恐れる必要も無いのです。むしろ、その半額だけを狙って物を買うことの方が、これまた、何かおかしなことにつながる気もします。お得に囲まれているが、不全感のあるもの。(満足度が低い買い物ばかりする人)
 


 
 

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by nichinichiso | 2015-10-19 19:08 | 心理的背景
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