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file720 平等さという感覚を壊す
file720 平等さという感覚を壊す
 野村先生の本の中で、うつ病の病因論の仮説があります。『うつ病を治す』講談社現代新書P195
 うつ病になる人は、遺伝的に、「こだわり遺伝子」を持つ。→「徹底的にもれなくやろうとする」=「すべてを徹底的にやって初めて初めて成功する」という、「受け止め方」をもつ。
  この仮説を知ってふと、思うことは、自分の精神活動が、あまりにも環境に対して、「平等に扱おうとしすぎている」のではないかという傾向です。
 平等さというのは、非常によいように見えますが、達成するとなると非常に労力のいる難しいことでもあると感じます。
 対人的にも、自分と他人との扱い方についても、自分を優先するのか、他人を優先するのか、平等にするのかということを考えたときに『平等に扱う』と言うことが、実は幻想であるように思えます。
 しかし、平等に扱うべきだという考え方は、非常に道徳的であり、一見強さのようにも見えますが、自分のエネルギーの限度を無視した、また、自分の性格傾向を無視した発想だと思いました。


 不平等にものを扱っていくというのは、優先度をつける、重みづけをつけることです。

 その発想のために、簡単なイメージ化をしてみるといいと思いました。(重みづけのイメージ化)

 <3つの皿>
 1 イメージのお皿が三枚あります(ABC)。そのABCに、1つずつ、リンゴがのっているイメージ(計三個)です。これが「平等な感覚」です。
 2 現実には、それを常に変えていかねば行けません。
 3 ですので、イメージを操作して 各皿に不平等になるようにリンゴを移し替えるのです。それが、「不平等の感覚」です。
 4 具体的には、A:1 B:1 C:1→ A:2個 B:1個 C:0個 さらに、 A:0 B:2 C:1個とすることもできます。

 とにかく、非常にシンプルで簡単ななイメージで、重みづけを変えてみるこで、不平等の感覚を疑似体験できます。
 そして、それが現実の生活での、自分の精神活動と、行動を変えてくれるように思えます。(私見)

〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法
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by nichinichiso | 2015-10-23 20:19 | プチイメージ
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