人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< file 410 検査で安心した file 408 失敗の定義 >>
file 409 「嫌いじゃない」ことに焦点をあわせる
file 409 「嫌いじゃない」ことに焦点をあわせる
*図を入れる予定です

うつ病になって、何を生活の中に盛り込むかということは、非常に重要なことのように思えます。
基本的に、うつ病が疲れに由来するとなると、疲れない生活をすることが重要になるのだと思います。

ところが、私自身、そううまくできないということが多々あります。

それは、主に、肉体以上に、精神が疲労することを自覚します。

何をもって、精神疲労とするかは、私にはよくわかりませんが、うつ病そのものが精神疲労だと言われると、うつ病と診断される人のほとんどが、精神疲労が蓄積しているということになります。

これは、言葉遊びではなく、うつ病と診断される人のほとんどの精神が、疲労していると言うこととすると、その状態をもって、精神疲労と定義するしか、今は方法がありません。

-----------------------
私が、最近、生活の中で何を盛り込むかということを考える上で、「好悪の情」(好き嫌い)に着目するようにして、精神的な負荷を下げるようにしています。


ここで、いくつかある対象について「好きから、嫌いまで」段階を想定します。

1 好き
2 嫌いじゃない
3 嫌い


さらに、「出来るか?出来ないか?」という問いを設定します。

a 出来る
b 出来ない


この要素をそれぞれ組み合わせて、自分の行動の指針にします。

----------------------
まず、最も大切なのは、3については、出来る出来ない(ab)を問わず、やるべきではないということです。
つまり、嫌いなことは、絶対にやらないという方向性です。
う簡単なことではない場合があると思いますが、とりあえずそういう方向を目指します。

例:パチンコは嫌いだが、やってしまう。タバコは嫌いだが、吸ってしまう。酒は飲みたくないが、飲まずにはやっていられない。

ちなみに、これは、やるべきだ、やらないべきだという話ではなく、ご自身が、好きか嫌いかという話です。(重要)



----------------------
次に、1(好き)についても、落とし穴があるように思えます。
私は、好きなことで、出来ること(1-a)があれば、それをやったらいいのではないかと思うのですが、病気を持っていると、好きなことが出来ない(1-b)または、続かないということが、大いにありえます。

これが、非常に、精神的に辛く、自分で自分がわからなくなる原因のひとつだと、最近思うようになりました。

私は、これが好きなんだけど、やってると疲れて出来なくなる。」という体験は、「挫折感」として感じるように思えるからです。
この挫折感は、非常に、精神的に辛いです。つまり、精神疲労を加速させる要素と考えます。

なので、好きなことでも、現段階では、あまり手を出さないようにしよう、ということになりました。

-------------------

そこで、着目するのが、2です(嫌いじゃない、嫌いとまでは言えない)。
2-a、つまり 「好きとまではいえないが、嫌いでもなく、かつ、出来ること」です。
これを、日常生活の中心に、もってくるといいのではないかと思います。


例えば、
音楽でも、嫌いでなければとりあえず、いつも聞かないようなものもなんとなく聞いてみる。特に、好きな曲ではないので、インパクトは弱いかもしれませんが、とりあえず、どんなもんか聞き流してみる(2-a)。


テレビは、私の場合、疲れるので嫌い(3)なので、滅多には見ません。

散歩はどうでしょう。
特に、嫌いでなければ、歩く体力があれば、歩いてみるといいかもしれません。(2-a)
私は、写真を撮るのが好きなので、そのときに写真を撮ったりしていましたが、緊張感で疲れるので写真はとらないようにしました。(1-b)

日常の家事はどうでしょうか。

特に好きというわけではない上に、嫌いでもないので、だらだらやっています(2-a)。
模様替えは好きなのですが、頭を使って疲れるので、やりません。(1-b)。

というような感じです。

ブログの記事を書くのは好き(1)なので、あまり書かないようにしています。
コメントするのも好きなので(1)、これまた、あまりやらないようにしています。

-----------------
2-aを生活の中心に持ってくることは、刺激的でないが、自分に負担をかけない生活という感じがします。

by nichinichiso | 2006-06-13 22:40 | 生活リズム
<< file 410 検査で安心した file 408 失敗の定義 >>