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file 424 快の刺激の基準を作ってみる
file 424 快の刺激の基準を作ってみる

うつ病が精神疲労のきわみで生じる出来事であるとすると、休息を阻害する要因を除去することと、休息自体を味わう時間の2点は、同時に用意しなけらばならないように、私には思えます。

1 休息阻害要因の除去(快適環境、快適関係)
2 休息を味わう自分作り(感覚の再構築)

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今回問題にしたいのは、2の問題です。

十分に安全な場所で、快適な場所で、ストレスもおよそなくてもいいように一般的に思われる場所と時間が、目の前に用意されたとして、そこで、自分自身が、休息を味わい、疲れを取ることが出来なければ、問題の解決は遠のくことになります。

一般的に、風呂に入る、寝る、横になる、というのは、休息に当たると思います。

ストレッチや、指圧、そのほかのいわゆるリラクゼーション法に「よる刺激」も休息を促進させるものだといわれます。

しかし、自分自身にそれらの刺激を受け取るセンサーがなくては、効果が半減するように思います。

そのセンサーを作り直したり、回復させようという試みが、自分にはあります(感覚の再構築)。

そこで、私が行なっている、方法をご紹介します。

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方法

1 休息環境を整える
2 自分の指などで、気持ちよさそうな部分ををおしてみる
3 気持ちよかったら、これを「快刺激1}と認定する。
4 さらに同様の場所を、異なる力で押してみる。(刺激の質を変える)
5 3と異なる感覚が生じ、かつ気持ちよさに深まりを感じたら、「快刺激2」と認定する。
6 以下同様に、刺激の質(力加減)をかえて、快刺激の変化を認定していく・「快刺激3」「快刺激4」・・・

7 始める前との違いを検討する。

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これは、例えば、肩を押すと気持ちいい場合に、その気持ちよさには、いろんな気持ちよさがあることを、実感として学んでいこうという、目的があります。

そうすると、休息の恩恵を、十分に享受できるのではないかと思うからです。

さらに、自分の感覚の、広がりを学ぼうということにつながります。

刺激の質というのは、湯船に入ったときの風呂の温度を徐々に変えていくこともできますし、し、ストレッチなどでもできます、また動作法でもできると思います。手を握ったり、開いたりして気持ちよければ、それで応用することもできます。なんでも、気持ちいいものであれば、応用できることです。


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file 424 快の刺激の基準を作ってみる_e0067794_20211116.jpg

関連記事:
file 352 感覚の再構築 http://nichinici.exblog.jp/2531130/

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by nichinichiso | 2006-08-22 20:22 | 感覚の再構築
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