カテゴリ:参考図書( 8 )
file 719 『うつ病を治す』 野村総一郎著 講談社
file 719 『うつ病を治す』 野村総一郎著 講談社


うつ病をなおす (講談社現代新書) 新書 – 2004/11/19  野村 総一郎 (著) 講談社

を読みました。

うつ病について、同先生の本は訳本は読んでいましたが、この本は初めて読みました。
罹患されたすぐの方も、周りの方も、長く続いている方も、もう一度基本書として読んでみるといいと思いました。
うつ病について、(=感情障害全般の話ですが)の病因論の野村先生による仮説は、圧巻で説得的です。プロローグと、7章に出てきます。

1 遺伝子上の特質がある〈重みづけ機能不全)
2 学習獲得性特徴の影響がある (こだわり性〉)
3 性格特徴の影響がある(メランコリー親和性と循環器質〈この両者の共通点も、実はあると著者は言います。〉)
4 臨床的問題がある。 (病気としてのうつ病)

1は、生物学的な要因 2.3は、社会/心理学的要因 4生物学的要因〈ストレス反応〉とならんでいます。

薬は必須のアイテムであり、4の部分に影響を与えると考えられると言っています。
そして、精神療法は、3の部分に直接影響を与えうるとしています。そして、精神療法は、いくつも種類があり、その人にしっくり来るものは、人によって異なるから、大きな本屋さんで、啓蒙書をいくつも読んでみて、おもしろそうなものに取りかかるのがいいと書いてありました。ちなみに、野村先生は、認知療法の立場だと言うことです。



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by nichinichiso | 2015-10-23 17:12 | 参考図書
file692 本の紹介: バイポーラー(双極性障害)ワークブック モニカ・ラミレツ・バスコ
file692 本の紹介: バイポーラー(双極性障害)ワークブック モニカ・ラミレツ・バスコ

 半年前から、いつも紹介している自助本に、「いやな気分よさようなら」(Dバーンズ)がありますが、そのほかに利用している本があるので紹介します。

双極性障害についての本です。野村先生が監訳している本です。

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バイポーラー(双極性障害)ワークブック―気分の変動をコントロールする方法 単行本 – 2007/6/15
星和書店
モニカ・ラミレツ・バスコ (著), 野村 総一郎 (翻訳), 佐藤 美奈子 (翻訳), 荒井 まゆみ (翻訳)
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安くは無いですが、単なるうつ病であっても、自助本として、読む価値はある本だと思います。

刺激というものが、どのように、ここの病気を誘発するのか、どう対処したら良いのか、具体的に、書いてあります。

基本的には、やはり認知行動療法の本です。

ちなみに、Dバーンズ博士の本の、ほかの本も、不安対策の本などもあります。こちらも、本棚に置いておいて、損は無い本だと感じます。

もし興味あれば、目を通してみてください。


〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法

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by nichinichiso | 2015-05-21 16:33 | 参考図書
file642 CBTのトレンドの一例
file642 CBTのトレンドの一例


図書館で、下記図書を読んだところ、いろんなことが書いてありました。
最近では、 自動思考および、認知の歪み、および、合理的思考と言う、トリプルカラム法より、むしろ、スキーマを探り出し、そこを直接再構成していこうという方法が役立つことが多いとの旨が、書いてありました。


認知行動療法を学ぶ 単行本 – 2011/3

下山 晴彦 (編集) 金剛出版


たしかに、私の感じからしても、積極的に使うのは、暗黙の仮定に迫る矢印法と、トリプル(ダブル)カラム法を使うことが多いので、納得がいくような気がしました。自分がどのような方法が、好きなのかを知っておくことは、重要だなと思いました。

ただ、この本は難しくて、読んでいておもしろくない部分が多いです。専門家向けかもしれません。

〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法

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by nichinichiso | 2015-02-02 20:27 | 参考図書
file 620 この本も読んでみたい
file 620 この本も読んでみたい

バーンズ先生の別の本、野村聡一郎先生の前書きが、アマゾンで読めました。

作文しなくても、拾い読みだけすれば、いいと前書きで訳者として、野村先生は書いています。

不安もパニックも、さようなら 不安障害の認知行動療法:薬を使うことなくあなたの人生を変化させるために

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by nichinichiso | 2015-01-06 19:20 | 参考図書
file580 自己治癒力を高める―人体の驚くべき潜在能力 (ブルーバックス) を読んで
file580 自己治癒力を高める―人体の驚くべき潜在能力 (ブルーバックス) を読んで 

自己治癒力を高める―人体の驚くべき潜在能力 (ブルーバックス)(アマゾン内)
という本があります


癌の症例がメインで多いですが、奇跡的治癒例と、治癒しやすいパターンを4つのグループに分けて書いてあるページがあり、なるほどと思いました。
一言で言うと、「病気(癌)は優等生的患者では治りにくい場合がある」とのことでした。
P36 癌と宣告された人を4グループに分け、生存率を比較したとあります。

生き残った順から1-4とします。

1 癌と分かっても、前向きな気持ちを忘れず、積極的に癌と闘った人のグループ
2 癌を否認して、逃避した人のグループ
3 癌を冷静に受け止め、先生に治療はお任せ優等生グループ
4 癌といわれた途端に、恐怖心にさいなまれるにいたった人のグループ

1と3の分かれ目が面白く、優等生的に振舞うのと、それを超えて、自分なりに癌と戦う態度(民間療法なども入るのでしょう)では、差が生じるということです。

うつ病なり、低血糖症なりが、これとどれだけ類似するか分かりませんが、少なくとも、「お任せ」では治らない、「優等生患者」では治らないような気がしました。

そして、優等生患者というのは、その人の生きてきた人生を振り返ってみると比較的「優等生的人生」だったりするのではないかなあと、自分の体験的には思いました。

このやろう、何が何でも、俺だけは生き抜いてやる、見たいな気迫がある人は、医師の言うことも半分ぐらいしか聞かないのかもしれません。それで命を落とすこともあるでしょうが、生き残る場合も多いのかもしれません。
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by nichinichiso | 2009-12-09 18:13 | 参考図書
file 364 役立つことに特化した本
●うつ・自殺予防マニュアル 家族・支援者のための
下園 壮太 著 ISBN:4-309-24362-2
定価2,625円(本体2,500円)

という本があります。

昨日、本屋にいったら、これまた偶然、平積みになっているのを見つけました。
私が、基本的に採用している、うつ病対策の主張をなさっている、下園氏の本です。最近の本のようです。ボリュームアップしてました。

私は購入したのですが、ざっとしか読めませんので、詳細はお伝えできません。
印象的だった点をあげさせていただきます。

まず、印象的だったのは、「まえがき」でした。
常に自殺は防げるとは限らない、という主張です。
それを前提に、何が有効かを模索するという態度です。

次に印象的だったのは、うつ病(および統合失調症)の遺伝の問題です。
学問的には、遺伝の可能性があると主張する方もいるが、それは、死にたい人が目の前にいる現場では役立たないという趣旨のことです(親族に自殺者がいるものとしては、なんだか重要な気がします)。
私は、うつ病なので、間違いなく現場にいるので、参考になりました。

さらに、リストカット、過食、拒食などの問題にも触れられている点には、正直驚きました。
以前、同氏が、うつ病以外に上記の問題に携わったかどうかは、私にはわからないという趣旨の記事を書いていたところ、実は、携わっておられました。
そこでは、ひとつの仮説を提案されているからです。(参考:file329  単純なものを応用するhttp://nichinici.exblog.jp/2268294/

  そして最後に、うつ病は、精神の疲労と、感情のプログラムの誤作動であるという同氏の主張は、変更されていない点でした。

もしご興味があれば、立ち読みでもしてみるといいかもしれません。
うつ病で自殺したい人が目の前にいる現場で何が役立つか、それ本にして、他人が利用できるにはどうしたらいいかという視点から書かれている、いい本だと、私は思います。

言葉の良い面が出ていると、感じました。

関連記事:
 参考にしている本
http://nichinici.exblog.jp/1888031/

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by nichinichiso | 2006-02-03 15:35 | 参考図書
参考にしている本
私のブログは、私自身の回復のために利用しているものを、皆さんにご報告させていただ炊いているものです。

最も重要な図書として、以下の2冊があります。
この本は、うつ病(状態)に関して、私にとっては、きわめて深い理解と解釈を与えてくれた本のひとつです。

 うつ病に関しては、この本の趣旨を敷衍させて、治して行こうと考えております。
1 人はどうして死にたがるのか 「自殺したい」が「生きよう」に変わる瞬間 下園 壮太 (著) 単行本(ソフトカバー) (2003/12/23) 文芸社

2 うつからの脱出―プチ認知療法で「自信回復作戦」 下園 壮太 (著) 単行本 (2004/05) 日本評論社

もし私の記事がご自身に合いそうだと思われた場合には、上記の図書を読んでみる価値があるかもしれません。
1→2の順番で読むといいと思います。
(古い順ということです)
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by nichinichiso | 2005-11-15 12:20 | 参考図書
参考にしている図書
リラクセーション―緊張を自分で弛める法 ブルーバックス
成瀬 悟策 (著)


という、入手しやすい本があります。

この本は、動作法に関する図書です。

私は、このリラックスによるストレス解除について図書を参考にしている部分があります。

もしご興味がある方は、一読するといいかもしれません。

ただし、うつ病にダイレクトに効くものとは感じていません。補助的なものです。
もういってん私の主張をさせていただくと、自律訓練法もそうなのですが、いずれも「訓練的要素」を含む点です。

うつ病患者が、訓練をどこまで継続し、身につけられるかは、かなり差があると思います。
また、直接指導を受けられない場合もあるのではないでしょうか。

そこが、私が、あくまで補助と位置づけるゆえんであります。

身につけること自体が、ストレスになるようなものは、うつ病にとっていいことはないと考えるからです。そこで、私は、要素を身につけることを目的としています。

皆様は、「筋肉のリラックスによる心理的なストレス解除・軽減」をいかにお考えでしょうか。
(続く)

追記;動作法を聞きなれない方へ
成瀬悟策氏は、九州大学名誉教授 という経歴を持つ、研究者です。
そして、動作を通じて、心理を研究する方です。そして、大学はもちろん、各地で、研究会などが行なわれているという記事を読んだことがあります。
また、その適用範囲は、障害児なども含む広範なものです。
カウンセラー方の中には、上記技術を習得されていらっしゃる方もいます。私は、その方と直接お会いして、指導を受けた経験があります。

つまり、それほど、きわものではなく、オーソドックスなもののひとつだと考えております。



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by nichinichiso | 2005-11-11 21:13 | 参考図書