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file 345 作業療法の目的(私見)と注意・禁止
作業をすることを、うつ病の療養時に勧められることがあります。(医師、カウンセラーなどから) その一番の目的は、何なのでしょうか。 1 何も考えない体験をすること 2 体を動かすこと だと思いました。 重要性では、1の方が、かなり上を行くように感じます。 つまり、どのようなことをやるか?というときに、一般的に、洗濯、掃除などがあげられますが、それは、もう一歩踏み込むと、 「何も考えずにできる、洗濯」 「何も考えずにできる、掃除」 「何も考えずにできる、炊事」 言い換えれば 「洗濯を、何も考えずにできるレベルでやる」 「掃除を、何も考えずにできるレベルでやる」 「炊事を、何も考えずにできるレベルでやる」 ということだと思います。 つまり、 1 工夫しようとしてはならない、 2 上手くやろうとしてはならない、 3 凝ったものを作ろうと思ってはならない、 4 効率を考えてはならないということです。 なぜそのように思うかというと、私は、全てのことを、作業療法時に考えて、結局疲れてしまうからです。 一般的には、工夫はいいこと、上手いことはいいこと、凝ったものを作れるといい、効率がいいことはすばらしいのかもしれませんが、それには、それ相応の人的なエネルギー(ご自身の力)を使わなくてはならないと思います。 もちろん、「それらが出来れば」人間は喜びを感じることが多いと思います。 しかし、うつ病のときに、それを自分にあえて課すことは、心理的な負担になる可能性があると思いました。 ---------------------- 先日、認知療法の基礎の基礎の、そのまた基礎的なことを、ある本の1ページに発見しました。 その内容は2点ありましたが、そのひとつを紹介します。 1 結論のでないことは考えるのをやめる 2 -省略- です。 私が考えるに、相対的に調子が悪いとき(秋はやや調子よかったが、冬になって、意欲が出ない気がするなど)に、頭を使うことは、もっと調子が悪くなる原因だと思います。 それは、結論を出すことが困難な、頭(脳)の状況、思考(心理)の基礎があるからです。 にもかかわらず、結論を出そうとすることは、非常にストレスを感じます。 例えば、 どうやったら、一番効率よく、暖房器具を使えるだろうか。 どうやったら、無駄なく、料理が出来るか。 どういう家具の配置にしたら、生活しやすいのか、整理しやすい家になるのか。 全部、答えを見つけることが困難なことだと思います。 本当に答えを見つけようとしたら、いろんな種類のデータを取ったり、何度も度も部屋の模様替えをしたり、何度も料理手順を試行錯誤しなければ。 それは、普通に考えても、無理のあることだと思いました。 ------------------- ですので、「考えないで出来ることだけをやる」、と決心することが非常に重要だと思います。 効率無視、工夫無視、できばえ無視、完璧性無視のこころがまえです。 関連記事:カテゴリ 作業療法 http://nichinici.exblog.jp/i19/file398以前に、いかに「工夫」するかを報告していた、私の姿勢が読み取れます。
file 398 料理作業が、楽になった(体験談)
うつ病からのリハビリのひとつに、作業療法というものがあるようです。 私はその分野を、 1 掃除 2 料理 3 その他 と大雑把に、3つぐらいに分けています。 カーニバルも終わり、再度、自分の調子をあげていこうと思い出すと、作業を開始することが多いです。(file 386 カーニバル理論 http://nichinici.exblog.jp/3258095/ この記事では、作業療法の料理分野での、姿勢について、体験談を報告します。 -------------------- 私の、身体は、すべのパーツはそろっているので、身体的な障害があるわけではありません。 しかし、もしかしたら、姿勢がよくないかもしれません。そのことについては、こちらの記事を参照。file 397 楽な姿勢をとっているだろうかhttp://nichinici.exblog.jp/3352750/ 上記記事では、背中の下部がかなり硬くなっていることを報告しています。 その対策をいろいろ考えていたのですその方向性は、2つあります。 1 就寝前など、ストレッチなどがしやすい環境での、緊張を解除する。 2 何らかの活動をしている間に、その部分が緊張しにくいような、姿勢を意識してみる。 というものです。 2については、実践の場は、作業療法中が基本になります。 抽象的にいえば、「自分の固くなっている身体の部位に、負荷をかけないような姿勢を維持して、同様の作業目的を達成する」ということです。 具体的には、料理中の中腰は、非常に腰に負担がかかるとの資料を発見したので、なるべくそうならないようにしました。 あるホームページでは、片足をブロック台の高さのあるものの上において、料理をすると、腰に良いという指導がなされていました。 私の場合、ブロック大の高さのものを用意して、1分だけ試しに、足を乗っけて大根を切ってみました。 すると、とても腰が楽で、背筋が伸びる(きれいなS字に近づく)気がしました。そして、体全体が楽に動かせるように思いました。 そこで、その方法を利用することにしたのですが、いつもブロックをもって歩くわけにも行かないので、道具なしでできる方法を考えました。 それを以下に説明します。 ------------------------------------- 1 いつもの料理中の姿勢をとる。 2 右左いずれでもいいので、かかとを10センチほど浮かせる。(片足だけ、つま先が付いている状態) 3 その状態で、作業をするための姿勢を考える。(上半身や、重心の位置) 4 楽になったか否かを感じる。 5 反対の足も同様にして、左右差を感じる。 6 楽に作業ができる気がしたら、成功と評価しておく。 以上です。 --------------------------------------- これは、立位というものが、常に、両足に均等に体重を乗っけていればいいものではない、ということを意味するように思いました。 さらに、街中の中学生や高校生を見ていると、たいてい、左右いずれかの足に体重を乗っけて立位を維持しているように見えました。 極端に言えば、人間は、少しの間なら、片足で立っていることもできる動物なので、それをうまく利用しても(体が疲れない方向に利用する)、損はないと思いました。 関連記事: file 341 掃除から学ぶ「力み」の害 http://nichinici.exblog.jp/2444052/ 参考HP 柴田カイロプラクティク http://www2u.biglobe.ne.jp/~schiro/page13/page.html cf. Google 検索 「姿勢」「腰痛」 私は、カイロプラクティックという手技療法の施術は受けたことがあります。 だいたい、上記の診療所のHP で示されていることと、と同じような指導を受けました。 一般的なことのようです。
file 341 掃除から学ぶ「力み」の害
作業療法という、うつ病の補助療法があります。 これは、入院などした場合にも行われるようです。 自宅で時間を過ごす場合で、寝てばかりではないが、そうそういろんなことができるわけでもない場合には、有効な時間稼ぎだと思います。※ 以前もそのことについて、いくつか記事を書かせていただきました。(下部関連記事参照) 今回は、その作業療法の中の、「掃除分野」から、驚くようなことを学んだので、ご報告します。 それは、 「拭き掃除は、なでるぐらいの力でやるのが大原則である」 「ゴシゴシこすらなくてはならない掃除方法は、その道のプロは採用していない」 ということです。 これは ● 気持ちいいほどピッカピカ!超カンタン「お掃除」術 青春出版社 NPO法人日本ハウスクリーニング協会 [監修] 1,365円(税込) 2004年11月 発行 ISBN4-413-00754-9 という本を、偶然購入したことで知りました。 詳細は、上記の本を読んでいただければ、わかります。 おそらく、どのようなお掃除に関する本でも、そのようなことが薦められているかもしれません。 もし興味があれば、「簡単」「らくらく」などの言葉が題名に使われている本で、その道のプロが書いたものを購入してみるといいかもしれません。 およそ、素人(私のようなもの)がやっている掃除が、いかに非効率的で、うつ病の自分を疲れさせているのかを知ることができると思います。 ※「時間稼ぎ」については、下園氏の図書「プチ認知療法」のあとがき参照。(カテゴリ参考図書で紹介しています) --------------------------------------------------------------------------- 解説:私は、掃除をするときには「やるぞーー」と気合を入れて、ピッカピッカにすることを目指して、ゴシゴシこすって、力んで掃除をすることがほとんどでした。 そうしないと、やった気がしないのです。 そのあとの爽快感がなんと気持ちいいことか!!なんて思ったりしていました。 しかし、続かないのです。 毎日そのペースでやれといわれても、調子の悪いときはもちろんのこと、いいときですら、やる気が出ませんでした。 それは、例えピッカピッカになったとしても、心身ともに疲れるからなんだと思います。 掃除といえども、様々な汚れの種類、程度、場所があり、それに対応した、道具、時間、を選ばねばなりません。それは、頭を使う作業です。 また、床をかがんだ状態で、拭き掃除したら、体に負担のかかるいびつな姿勢だと私は感じます。トイレの中の床の掃除など、狭くて息苦しくなります。 そのような苦しみから解放されて、しかも、一気にはきれいにならないが、時間をかければ、 てか(+_+)→ぴか(^^)→ぴかぴか(~o~)→ピッカピッカ!!\(◎o◎)/! と順を追って、きれいになっていくことを知りました。 しかも「なでるくらいの力加減でいいのです」これは、助かります。 このような発想は、病気の回復の補助になると共に、こころのトラブルを解決していくにも有用に思えます。 こびりついた汚れは、薄皮をはぐように、丁寧に時間をかけて、何日にも分けて汚れを取っていくのが一番楽と、同著には書いてありました。 「こびりついた汚れ」を「心の問題」と置き換えると、自分のとるべき態度が見えてくるように思えました。 そして、もっといいことは、その対比的なアイデアを、身の回りの現象(ゆっくりやってもきれいになる・ゆっくりやると仕上がりがいい・疲れないなど)として具体的に実行・実感できることだと思います。 もし、掃除にご興味があれば、掃除体験を通じて、ご自身の回復のロードマップを考えてみるのも一案かもしれません。 作業療法について(総論) http://nichinici.exblog.jp/1766281/ file 310 作業療法・各論(ほこりとり) http://nichinici.exblog.jp/2104375/ file312 私なりの、心理的背景改善の2側面 http://nichinici.exblog.jp/2114592/
file310 作業療法・各論(ほこりとり)
作業療法のアイデア 作業療法というものが、うつ病患者にはすすめられることがある。 作業療法の総論はこちらをクリック http://nichinici.exblog.jp/1766281/ 私は、とにかく、ある程度からだが動くようになったら、これを実践するようにしています。 その効果は、住居の一部(部屋、台所、トイレ、ベランダ、風呂)であっても掃除すると気持ちいい、ただそれだけの、きわめて単純なことです。また、洗濯物を洗濯しても同様の効果があります。 そのようなことを、つゆも感じられないばあには、まだそこまでの作業負担がストレスになっていると考えることが妥当ではないかと思います。 作業療法としての掃除は、それができれば、気持ちいいのですが、うつ病を患っているわけですから、そもそもそんなにやる気があるわけでもなく、長時間の作業はしんどいこともあり、むしろ義務感になったりするといけないと思っています。 そこで、なるべく、負担が少なくできる掃除を目指しています。 その一例ですが、私の場合をご説明いたします。 目的:部屋の塵、ほこりを可能な限り取る。 道具: 1 掃除機 2 ホウキ 3 ほこり取りブラシ (4 細かい場所用のアタッチメント) ![]() 動作:かき出して吸い込む・かき集めて吸い込む チリ・ほこりは、冬場の今の時期には、とてつもなく多く見つかります。 床、カーペットの上、部屋の隅、電灯のかさの上、家具の上、等々。 それを効率よくとるのに、上記の3つないし4つを利用します。 特に重要なのは、1と2の併用です。 まず、左手に掃除機、右手にホウキを持ちます(右利きの場合)。 次に、右のホウキで、畳屋、床や、部屋の隅のほこりをかき出しつつ、かき出したほこりを、左の掃除機で吸い込むのです。 これを、一連の動作として、行なっていきます。 ほこりをかき出して、吸い込む。かき出して、吸い込む。 ほこりをかき集めて、吸い込む。かき集めて、吸い込む。 単純な作業です。この単純さが、重要と思えるときもあります。 これは、私が行なっている方法なのですが、各道具を単体で利用するよりも、掃除効率はいいように思えます。 最も役に立つ場所は、床の上、畳の上です。 役に立たない場所は、カーペットの上です。 そして、ほこり取りブラシで、家電や、家具、電灯の上のほこりも取りましょう。 4に書いたアタッチメントは、便利そうなので買ってみました。時として、窓枠、桟や、細かいところのほこりをかき出して取るのに有用です。 ほこり・チリ掃除の注意: マスクを使用すると、安全だと思います。 ----------- もし上記記事が、何かのお役に立てた(たちそう・立つかもしれない)、または、心の問題で苦しんでいる他の人お役に立ちそう、知見があった、などのご感想をもたれた場合、下記のアイコンをクリックしてください。ブログ村というランキングの投票になっています。 お願いいたします。<(_ _)> BY nichinichiso なお、一日に2回以上クリックしていただいても、1クリック扱いとなるようです。 ![]()
うつ病やこころの問題で、仕事をせずに、自宅で療養している場合、どのようなことを注意したらいいのだろうか?
何度も繰り返しになるが、家事も含めてストレスが少ない生活を送ることではないかと、考えている。 これは、私の独断ではなくて、精神科、心療内科、カウンセラーのいずれの先生にも、指導されていることである。 反面、うつ病で倒れたり、発症初期などで寝たきりでいる場合(私は3ヶ月ほど)は、それでストレスにはならないのだが、1日3時間とか、5時間とか、12時間とか動けるようになった場合場合、何をすべきなのか? 作業療法としては、家事をすることが一般的であるようだ。 私は、この療法を採用している。 ところが、この家事という作業療法の落とし穴は「アイデアさえあれば、いくらでもやることが生じかねない」という落とし穴がある(この点については、ここをクリック)と、思っている。 そうなると、「やるべきこと」が増えすぎて、活動可能時間内に終わらず、終わったとしても体力を使いすぎて、いずれにしてもストレス化する可能性がある。 例えば、 1 部屋の整理、床の掃除機をかける、隅のほこりをブラシで取る、というものから 2 台所周りの壁を磨く、トイレの掃除、風呂の排水溝掃除、 3 さらに、、換気扇の掃除、季節の衣服の入れ替え 4 ひいては、快適生活を送るための、模様替えまでも家事といえるだろう。 1→4の順序で、負担感が大きいと感じる(個人差はかなりあるだろうが)。 そこで、できるだけ、目的達成に、最小限の努力でいいような方策を考えるようになった。 その実例をわずかではありますが、今後列挙してみたいと思っています。 皆様も、快適な部屋で日々を過ごすことは、療養に大切なことだと思います。 清潔な衣服、清潔な台所、清潔な風呂、騒音のない部屋、など(下園壮太氏の著書を参考)。 それを維持するは、もしかしたら、ご自身の仕事になることもあると思います。 その場合、「作業療法」とらえなおして、少しやってみるのもいいかもしれません。 ちなみに、カウンセラーの話では、うつ病者が入院すると、一定の時間に、何かの作業をすることが治療の一環とされていることが多いとのことでした。
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