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file674 不正だと思うと、怒らずにはいられない(怒りの1視点)
file674 不正だと思うと、怒らずにはいられない(怒りの1視点)

 怒りというのは、非常にやっかいな気分(感情)の一つです。
 ですが、必要な感情でもあります。大切なのは、程度の問題です。
 「怒ってはならぬ!」と思うと、さらに、嘘みたいに怒りは増長する傾向があります。
 「俺(私)は(何かしら不正な事態に)怒っているんだな…。」と思えば少しは、気持ちも柔らかくなります。
 
 その「不正さ」というものが、良くあることであったり、社会通念上妥当であったり、人としての道で会ったり、犯罪であったり、といろいろな性質があるのが常ですが、いずれにしても、怒りすぎは良くありません。疲れてしまいます。
 
 もう一つ、自分が怒ることはない、怒った経験が無い、怒りを知らない、という場合も要注意です。なぜなら、怒りは、動物であれば、よく見られる、本能的な出来事であり。従って、それを自覚できないとなると、制御も出来ないからです。 怒ることを恐れている可能性があります。
 
 「不正さ」というのは、明示または暗黙の約束から発生します。
 自分が、何を不正と感じ、それは、どういう約束をしたからなのかを問うことは、怒りを学ぶ上で重要な要素だと思います。
 実は、その約束は、自分が作っただけのこともありますし、本当の約束だったりもします。いずれであっても、約束は、破られることがないとは言えない、むしろ破られるから、約束をする必要があるとも言えるのです。
 よって、破られた約束(不正だと感じ、怒りが起きている場合)は、そうなるべくして、なっているのですから、怒る必要すら無いのかも知れません。
 
 
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〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法

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by nichinichiso | 2015-04-16 20:50 | 心理的背景
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