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file 345 好きだった音楽で,疲労を知る
file 345 好きだった音楽で,疲労を知る

 うつ病時は,とてもつかれやすい。
 一般的に,ストレス解消,楽しいこととされることでも,疲れを感じていることがあると思います。 
 それをいかに自覚するかというのは,疲れをためないための第一歩だと思っています。
 うつ病なのに,つかれることをしていたら,休息にならないからです。(休息の重要性は,下園氏の主張を参考にしてださい;参考図書:http://nichinici.exblog.jp/i14/)。

手順:
1 幼少期なり,青年期なり,成人期なり,うつ病と診断される前に好きで聞いていた曲を用意する。
2 何かしらのかたちで,すぐ聞けるようにしておく。
  例:CDを近くにおいて置く。ウォークマンで聞けるようにしておく。など。

3 機会があれば,聞いてみる。
4 聞こえ方をチェックする。不快か,快感かを判断する。
5 不快→疲れている・
  快感→あまり疲れていない、と理解する。


以上です

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解説:私はあまり音楽を聞くほうではありませんが、それでも好きな歌手はいます。
その方の音楽を青年期に良く聞いていた記憶があります。
 うつ病になってから,音楽を聴いたら,とても好きな曲なのに,「しんどい」と感じることがあります。好きな曲が,「しんどい」というのは,結構精神的に来るものがあります。
 私はこの人の曲が好きなはずなのに!!,疲れるなんて・・・。という感じです。
 
 ところが,調子のいいときは,気持ち良く聞けます。音楽に会わせてイメージワークをやってみたりすると,何かいいことが起きている気さえします。

 つまり,ここでいう疲れとは,肉体的な疲れなんだと思います。耳の疲れです。耳(聴覚)が疲れているということは,他の五感も疲れている可能性があります。 
その疲れた五感で感じたものをもとに,何かを判断し,決断し,行動すると,およそ正確な判断が下せる理由は無いように思えるのです。その結果,危険なことになります。

 「うつ病時には,大きな決断をしないように」という,うつ病の一般向けの解説書に書いてあることは,このようなことが背景にあるのかもしれません。

 もし,ご自身に,かつて好きな曲が合ったばあいには,役立つかもしれません。
 好きな曲は,一つも無いという場合は,「忘れているかもしれない」ので、簡単に記憶を探ってみましょう。
 それでもなければ,この方法は,使わないほうがいいようなきがします。
 
 違う感覚を利用して、試すことが向いていると思います。(好きだった食べ物とか、好きだった映画とか、好きだった漫画を読むとか、何か感覚を利用するもので、よくやっていたこと)
by nichinichiso | 2006-01-17 15:08 | 問題解決のヒント
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