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file 369 お茶を「入れて」飲む
file 369 お茶を「入れて」飲む(休息のタイミング作り)

うつ病を治すには、休息することが、必要であることは、どのような基本的な本でも紹介されています。また、下園氏の主張でも大きな柱をなしています。

ところが、うつ状態というものは、極度の精神的な疲労のため半ば、パニック状態に近いような心理状況になっているのではないかと、私は推測しています。
それは、程度の差さえあれ、数年間でも続くものと感じます。
数年間、パニック気味で生きているということがありうるのではないかと、私の体験から想像します。

例えば、このブログの作成当初、疲れていても「毎日ブログを作成したい」と思っていました。それは、いろいろ理由もありますが、疲れているのに、緊張感の伴う作業を行なうことは、うつ病にはよくないように思えます。

また、写真を撮るのが趣味なのですが、真夏の炎天下でも、疲れていてもなぜか無理して、写真を撮ろうとするのです。一見、普通の人から見たら、「がんばりやさん」となるのかもしれませんが、病気の下でそれをやっていたら、異常ですらあると思うのです。

しかし、それをうまく調整(休息)することが「できない」というのが、パニックであると推測するゆえんです。
そのような自分を、どう休息方向に持っていくのかということが、目下の課題です。

そこで、最近私は、1日の中で、数度、お茶を「入れて」「あぐらで」「ゆっくり」飲む機会を持つことをはじめました。

手順:
1 急須にお茶(緑茶)をいれる。
2 ゆっくりお湯を注ぐ。
3 急須と、湯のみ茶碗をテーブルにおいて、まつ。(このときに、自分を休息方向に向かわせる、落ち着いた気持ちで待つこと)

4 ゆっくり、茶碗にお茶を注ぐ。
5 ゆっくり、飲む。(一気に飲まない)
6 内臓の感覚や、自律神経系の変化を見る(ほっとするか否か)。

以上です。

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解説:先日、みのもんたさんが司会をするお昼の番組で、「粉茶」を飲むと、ストレスホルモンといわれるコルチゾールが低下するという臨床結果を、ある医師が報告、紹介していました。

それ自体も価値がある報告だと思います。活用したいものです。

それ以上に、はっとさせられたのは、みのもんたさんのコメントでした。

それはこういう趣旨です。
(みの氏の)母は、朝起きると、まずゆっくりお茶を入れて、梅干なんかを少しかじりながら、ゆっくり過ごすのが毎朝のひと時の過ごし方だった。

というものです。おそらく、時間的には、15分とか、10分の話なんだと思います。
私の朝のすごし方(起床→タバコ→缶コーヒー→朝食)とぜんぜん違うなあと思い、お茶を「入れて」飲むようにしてみました。
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お茶を「ゆっくり」「入れて」飲むことが休息方向に自分を向かわせるということが、もし体験できれば、応用範囲は広いと思います。

起床時・食後・外出からの帰宅後・仕事後・作業療法後・・・・。

何かを始める前、何かを終えた後に、一区切りつけるという習慣がつけられるかもしれません。

ご興味があれば、なさってみるといいかもしれません。


関連記事:
file323 お茶
http://nichinici.exblog.jp/2226232/


またまた入れ込みすぎました。(-_-;)
http://nichinici.exblog.jp/1776341/

by nichinichiso | 2006-03-06 11:52 | 成功事例
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