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file 417 軽症うつ」を治す 三木治著 を読んで
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「軽症うつ」を治す 三木治 著 洋泉社 ISBN:4896918657
という本があります。
読んでみたので、感想を書いておきます。
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うつ病は脳みその中の物質不足に由来しているという考え方が、いくつかある仮説の中で最も有力になっている。抗うつ剤の投与は、そのような仮説に基づいている。

私は、胸が苦しい、動悸がが強い、過敏性大腸症候群ぽい、顎関節証になったなど、理由が分からないけど、不快な身体の事情がある、または数年前にあった。(不定愁訴)

そして、身体の不調(不定愁訴)は、身体症状としてでるが、それもうつ病の原因に、端を発していると考えるのがいいのではないか。
肩が凝る、心臓がドキドキするのはうつ病(の根本原因)のせいである。
そして、そのうつ病は、理由はわからないが、脳内のある物質の有無のせいだ。

そう考えると、抗うつ剤を飲んで、休息するしか方法はない。
そして、抗うつ剤が効く環境を作るように生活するようにしたらいいように思った。
それで、不定愁訴は根治するにはうつ病が治るしかないのだが、不快感を軽減するという「補助の技術」を用意しておくことが、大切なんだろうと思った。※

それはひいては、抗うつ剤が効く環境につながるかもしれないなあ、と思った。
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※「補助技術」とは、このブログで書いているものです。

基本的に、私のうつ病の治し方は、投薬とカウンセリングによるというものです。(ブログ副題参照)
ここで、改めてこのような記事を書いたのは、もう一度投薬の重要性と意義を学びなおそうと思ったからです。

ですから、薬を飲むときにも、小さな白い粒に過ぎないが、「基本的にはこれで治すんだ」、という意気込みをこめようと改めて、決心しました。

関連記事:オーソドックスなものを基本にする理由 051029記事 http://nichinici.exblog.jp/1644080/
ご興味がわいた方は、読んでみるといいかもしれません。
by nichinichiso | 2006-07-30 22:10 | 薬関連
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